項目 | 内容 | |
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事業名 | 難治性疾患実用化研究事業 | |
研究課題名 | 抗インターロイキン-6受容体抗体のドラッグリポジショニングで心筋炎症を抑制する、周産期心筋症の新規治療法の開発と治験の準備 | |
研究代表者名 | 神谷千津子 | |
研究代表者の所属機関名 | 国立循環器病研究センター | |
研究対象疾患名(または疾患領域) | 周産期心筋症 | |
研究のフェーズ | 非臨床試験 | |
難病プラットフォームとの連携の有無 | なし | |
研究概要 | 周産期(産褥姓)心筋症は、心筋疾患既往のない女性が、妊娠中から産後に心機能低下を来して心不全を発症する母体間接死亡原因の上位疾患である。既存の心不全治療を行っても、4割は心機能低下が残存し、一部は心臓移植が必要となる。このような予後不良症例の予後を改善する疾患特異的治療の開発が期待される。本研究班は、臨床研究と、独自の疾患モデル動物基礎研究により、病態に心臓の炎症が関与している可能性を突き止め、モデル動物では、インターロイキン-6(IL-6) を主体とした心臓の炎症が惹起され、不可逆的な心筋障害が生じること、抗マウスIL-6受容体抗体の投与により心筋障害の発生が抑制されることを報告した。そこで本研究は抗IL-6治療の臨床応用を目標に、追加の非臨床試験と治験プロトコールの作成を主目的とする。R4年度は、周産期心筋症の疾患モデル動物の安定的供給体制を構築し、疾患に対する新規治療の有効性の再評価と薬剤の至適用法・用量を検討する非臨床試験を行う。治験対象と想定する予後不良例を診断時に予測する因子について、臨床データと生化学・病理組織学・遺伝子学的アプローチにて解析を行う | |
レジストリ情報 | ||
なし | ||
バイオレポジトリ情報 | ||
生体試料の種類 | 血漿・血清;DNA;組織 | |
収集サンプル数 | ||
生体試料の登録例数 | ||
DNA登録例数 | ||
全ゲノム解析済み症例数 | ||
全エキソーム解析済み症例数 | ||
外部バンクへの寄託 | 国立循環器病研究センターバイオバンク | |
外部からの使用申請の受け入れ可否 | 研究終了後同意症例では上記バイオバンクへ移譲 | |
外部からの使用申請への対応 | ||
担当者連絡先 | ||
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